わいが高校生のときつけてた日記を晒してみるブログ

ケータイもスマホもネットもないギリ昭和の1988年〜、高校2年のわいは、日々どんなことを考えていたのか?

このブログについて

こんにちは、はじめまして。 

1971年生まれのオッサンが高校生のときつけてた日記を晒してみるブログです。

ケータイもスマホもネットもないギリ昭和の1988年(〜1989年)。高2〜高3の頃、日々どんなことを考えていたのか?を振りかえります。

なんの脈絡もないたわいもない話ばかりですのであしからず。オチもありません。

高校卒業の日まで毎日更新する予定です。

よろしくお願いします。

1日目はこちら↓

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登場人物

  • 高2〜高3
  • 私立男子校に在籍
  • 軽音楽部所属

 

前日

1989年9月22日(金)高3の2学期


疲れたのであんまり書きたくない。文化祭前日だから書くことはそれに関すること、特にバンドのことばかりになる。


今日は、部室で少し音合わせをしてからリハーサルをやる予定だったんだけど、雨が降ったために機材運搬の不手際が発生してしまいリハーサルが中止となった。僕は手際の悪さに腹が立ってすごく怒った。


そのあとだんだん調子に乗りはじめたかもしれない。


全学年の部員みんなで軽音楽部のポスターを作ったりした。ポスターの他に出演バンドの個別チラシも作った。手書きで原版を作りたくさんコピーする(これが原版↓)そんなこんなで遅くまで学校にいたな。帰ったのは9時過ぎだったかな。(おわり)

好きになる

1989年9月21日(木)高3の2学期


昨日の日記が短かったから今日は少し細かいことも書いてみようと思う。


文化祭まであと2日。学校中の雰囲気が秒読み段階に入っている。僕らはといえば今日も練習。練習は12時半からだったので、それまではクラスにいてクラスの活動を手伝うでもなくいろんな人と話をした。話題はきまって「バンドでるの?」「今年もやるの?」この話題をふられると無意識に喜んでいるのか口数が多くなる。楽しいことをやっている時の自分は好きだ。理由はわからないけど、自分のことを好きになる。5ヶ月ぶりに自分を好きになれた。


最近は、家を出ることではじめて変われるんだと思っていたけど、案外近くにいい方法がころがっているものなのかもしれない。やりたいことが何なのか、分かっていてもできない。いろんなことを考えすぎなのかもしれない。もっとバカだったらよかったのに。


文化祭まで明日だけ。そのあとしばらくは余韻で暮らしていく。


今日も楽しい日だったよ。みんな。『TO-Y』を読んだ。泣きたかったけど泣けなかった。(おわり)

楽しい

1989年9月20日(水)高3の2学期


昨日までのゆううつな気分が吹き飛んだ1日だった。練習が思ってたよりうまくいったから。音出しするまではなんとなく不安だったけど、音合わせしてやり終えたらなんか楽しくて楽しくて。文化祭も楽しみになってきたよ。いろいろあって疲れたからもうこれで日記は終わるけど、バンドっていいな。(おわり)

いろいろなこと

1989年9月19日(火)高3の2学期


1)Hにきいたところ、どうやら就職面接はうまくいってすごく手応えがあったらしい。とすると採用ということになりバンザイということだ。いいなあ。よかったよかった。

2)席替えしての初日。なんとかうまくやっていけそうな席でよかった。

3)昼休みにトイレに入ってるとちょっとしたはずみでコンタクトレンズがずれてしまってすごくあせった。すぐにはめ直して元どおりになったのでよかった。

4)例のCDがやっと届いた。平沢進の曲も歌もやっぱりとてもステキだ。P-MODEL的な曲はいまいち物足りないけど純・平沢進な曲はとてもよかった。

5)雨が降ってた。どうやら明日も降るらしい。よくない。どうしてかというと明日はバンドの練習があり重たいベースを持っていかなくてはいけないから。雨降りだと電車に乗るのも大変だから。いやだなあ。


身体がだるい。何もする気がしない。明日からしばらくはハードな毎日になりそうだ。いちおう明日あさってで授業がなくなり、いよいよ文化祭の準備に入る。土曜日が文化祭で、次の週からはすぐに授業が再開される。身体的にしんどい。(おわり)

ケンカ

1989年9月18日(月)高3の2学期


今日もこれといって書くことないんだけど無理やりいくつか書いておこう。


1)朝、幼なじみのHと少し話した。就職試験(テスト)があると言っていた。以前、Hが「就職の場合はテストの点より面接が重要」って言ってたな。現実社会ではやっぱりそっちの方が大事なんだようん。


2)1日じゅうテストだった。他の人より点数が悪いとすごくあせる。特に英語はそう。


3)今年の文化祭、クラスの出し物はヤキソバ屋台に決まっている。で、保健所に提出しなければいけない検便を誰がやるか?について話し合った。クラスで2人、便を提出しなければいけないらしくて、1人めは自らすすんでやると申し出てくれたG君。エライ。責任感も強いしすごく頼りがいがある。もう1人誰がやるかはなかなか決まらなかった。やりたい人なんていないから、結局ジャンケンで決めることになった。負けたのはB君だった。提出は明日だといってたから大変だな。ジャンケン負けなくてよかったなあ。


4)帰りは土曜日にも一緒だった4人で駅ビルにたちより。注文しておいたCDを受け取るつもりだったけどまだ届いてなかった。早く取り寄せておくれよ。平沢進「時空の水」早く聴きたいよ。


5)文化祭バンドがじつにヤバい。コーギーが参加しないらしい。ほんとに大丈夫かな。あと4日しかないよ。



また母と姉がケンカしてるよ……


もうどうにもならない。どっちも正しくて、どっちも間違ってて、どっちもお互いを尊重しなくて、どっちもすぐ感情的になり、どっちも強情なんだから。いったんもめると解決なんてしないんだ。時間がたつのを待つだけ。


こんな家庭はガマンできない。お互いに認めあってなくてケンカが収まるわけない。尊重しあわないなんていたって仕方ない。はやく家を出たい。なんとしても家を出るぞ。家を出て生まれ変わるんだ。こんな家とはおさらばだ。(おわり)

復刻版

1989年9月17日(日)高3の2学期


すごく寝た。お昼くらいまで寝てた。3時から7時まで寝た。1日ほとんど寝てたことになる。その間いろんな夢をみたけどひとつも覚えていない。こんだけ寝てたんだから書くような出来事があるわけない。でも何か書きたいから書く。


僕の通う高校の職員室には、明治大正期の小説の復刻版が何冊も収められた本棚がある。たまたま担任のデスク横にあるもんだから、用事で先生のところに行くたびに本棚が目に入る。大きさもまちまちの、いく冊もの古めかしい本が目につく。


なかでも、他の本よりひときわ大きい、夏目漱石の『こころ』が気になる。手にとってみたところ、小さな文庫本とは違って重みがあった。僕も復刻版のが欲しいな。全集も欲しい。


『宝島』に、あるグループのインタビューが載ってたんだけど、メンバーの名前が自分と全く同じだった。どういう音楽をやってるのか聴いたことないけど、自分と同じ名前だってだけでうれしくなった。活躍して欲しいなと思った。(おわり)